冒頭にある「ヨハネの黙示禄」の四騎士の絵と説明で完全に引き込まれ、購入を即決しました。
米国巨大テクノロジー企業GAFA(Google、Apple、facebook、amazon)を現代における四騎士と位置付けて、語った一冊。
現代のビジネスパーソン、いや現代を生きる人であれば、この四騎士を知ることは、今後の人生を賢く生きるために必須であり、ぜひ一読をオススメしたいです。
この四騎士が、私達が生きる世界へどのような影響を与えていて、どのような存在になっているか、そしてその状況における警鐘を鳴らす内容となっています。
ちなみに・・・
四騎士。
地上の4分の1を支配し、剣、飢饉、悪疫、獣によって「地上の人間を殺す権利」を与えられている。
ヨハネの黙示禄 より
私は、この冒頭の記載がカッコよくて、ドキドキ、ワクワクして読み始めました。笑
本書では、それぞれの企業における強み、事業形態、戦略が整理されており、どのようにして現在の地位、つまり四騎士に成り得たかが記載されています。
また、四騎士が持っている力の強大さも説明しており、その強大さゆえに一部の人間により、世界を支配し得ることが可能になってしまうことに対する警鐘を鳴らしています。
実際、これらのテクノロジー企業の生み出すサービス、及びそのビジョン(思想)は過去における神、宗教のような存在となっていると言えます。
別の書籍ですが、 ユヴァル・ノア・ハラリ著の「ホモデウス テクノロジーとサピエンスの未来 」では、これを「データ教」と呼んでいます。 ※読了済みのため、今後読書ログを掲載予定。 こちらも合わせて読むと相互で理解が深まりました。
例えば、過去においては、神によるお告げが記された聖書や法典を何よりも正しい拠りどころとしており、迷ったときには司祭通じるなどして、聖書や法典に答えを探していました。
しかし、現在においてはどうでしょうか。
私含めて、多くの人がGoogleの検索エンジンを利用し、分からないこと、困ったことに対する質問をして、Googleの蓄積しているデータベース内に答えを探していると思います。
そして、 徐々にその検索結果の信憑性を疑わなくなってきています。
また、Apple社の創業者であるスティーブ・ジョブズについては、熱狂的な信奉者がいます。 Apple製品であるIPhoneユーザは、そのブランドに対するプライドをもっており、IPhoneユーザとそれ以外とを区別して、ユーザだけで一つのコミュニティ(同一の思想をもった集団)を作っていると言えます。
この形態はまさに、過去における「神」と「宗教」の概念と言えます。四騎士の存在は、現代における「神」や「宗教」と言っても過言ではないと理解できます。
この本を読んだ私のアクションは、
四騎士の現状と今後の成長性を踏まえた上で、GAFA銘柄の株式購入をしました。
購入の目的は、単純に資産形成のためと、対象企業に対する意識のアンテナを高く持っておきたいという2点があります。
GAFA銘柄の株式購入に関しては、別記事(コチラ)として掲載し定期更新中。
コメント
[…] four GAFA 四騎士が創り変えた世界」を読了した結果(そのときの読書ログはコチラ)、GAFAの […]
[…] 「GAFA」については、別記事でも触れいているので、興味のある方はコチラ […]