メモの本質は「ノウハウ」ではなく「姿勢」である。
この本の中で、私に最も刺さった一文です。
著者である前田裕二さんは、ご自身が「メモ魔」であり、そのメモの取り方やメモによる効力をこの本の中で、熱い想いをもって説明してくれています。
しかし、 結局のところ、最も大事なことは、
メモを取る本人が「何がしたくて」「何になりたいのか」、そしてその目標に向かって、「どれだけの熱量をもって取り組むか」であるということを示唆しています。
メモは、その目標をかなえるための一つのツールであって、この本で紹介している方法が必ずしも最適とは言っておらず、一つのオススメ事例として著者が紹介してくれています。
ちなみに、この本で著者は 「何がしたくて」「何になりたいのか」を、「人生のコンパス」と呼んでおり、「人生のコンパス」を見つけるための質問事項が、巻末に1000問!も収容されています。
「人生のコンパス」を見つけ、メモを取るという行動を通して、そのコンパス指し示す先の目標を達成してほしいという、著者から読者への熱い想いの詰まった一冊です。
私は主に仕事で使う手帳をもっていますが、メモはTODOリストとしてくらいしか使えていません。月間目標を記載する欄もあるのですが、書けていない月もあります。
まずは、この手帳にTODOリスト以外の気づきやアイデアなど、メモすることから始めたいと思います。
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